令和5年12月、東御市議会が開催された。
この会議では、地域経済の振興や公共施設の管理に関する重要な議案が審議された。特に、議案第74号「東御市地域産物販売促進施設条例」など地域産物の販売促進に関する条例が可決されたことは、市の経済活動を底上げする重要なものである。特に、この条例は地域農産物のブランド価値を高め、地域経済の発展が期待される。
また、議案第76号で組織条例の一部改正が実施され、保育に係る事務の教育委員会への委任が進められた。市議会では、これに関し“教育現場の専門性を発揮するために重要”と意義を強調する意見も出された。くわえて、議案第79号では東御市特別職の職員給与の改定が可決され、消防団員の待遇向上がなされることとなった。
文化施設に関する議案も採決が行われた。議案第83号では文化会館及び丸山晩霞記念館の指定管理者を特定非営利活動法人Js文化フォーラムに指定し、令和6年4月から11年3月までの長期にわたって管理が行われることとなった。市民の文化活動に寄与することが期待されている。
体育施設関連の議題も多く、議案第84号では体育施設や公園の管理者が特定非営利活動法人東御市スポーツ協会に、また、議案第85号では温泉コミュニティセンターの管理者が株式会社信州東御市振興公社に指定された。長期的な視点で運営を行うことで、地域活性化につながることが期待されている。
議案第67号の令和5年度一般会計補正予算においては、農林課の意見を反映し、スピードスプレイヤーなどの機械の更新に際してリース契約の検討を提言する意見も出されるなど、議会内での活発な意見交換があった。こうした議題が可決されたことにより、今後の市の行政運営に影響を与えるだろう。
このように、会議では重要な議題が多く扱われました。市民生活を支えるための施策が整い、今後の活動が注目されます。