令和3年6月16日、東御市議会が開催され、一般質問が行われた。
西山福恵議員は、市内小中学校の通学路の危険箇所の把握と改善について非難した。特に通学路が狭く、車のスピードを落とさずに走り去る状況を問題視した。「通学路の危険箇所の把握はどのように行われているか」「地元区やPTAから上がってくる危険箇所の改善は進んでいるか」などの疑問を呈した。
市教育次長の坂口光枝氏は、通学路の危険箇所は主に年度始めに行う下校指導で把握していると説明。この他、地域の見守り活動やハード整備の進捗状況も報告された。具体的には昨年度の調査で22か所見つかった危険箇所のうち、10箇所が対策済みだと述べた。
次に、結婚・出産支援についても言及があった。西山議員は、コロナ禍で収入減少が懸念される中、特に若い世代に対して結婚のハードルがさらに上がっていると述べた。「結婚新生活支援」の実績や今後の支援の在り方についても質問があり、健康福祉部長の小林秀行氏は出産・子育て支援の拡充を強調した。
また、生活困窮者の支援策については、特に新型コロナウイルス感染症の影響で困難な状況が続く市民への必要な支援策が求められた。
高齢者や子どもへの感染予防対策も進められている中、教育長の小山隆文氏は地域の声を反映した施策が必要だと認識し、専門的支援を行う必要性を訴えた。