令和5年12月6日、東御市議会は定例会を開催し、数多くの議案が審議された。
特に注目されたのは、令和5年度の一般会計補正予算であり、議案第65号は原案通り承認された。補正予算書の中に含まれる内容には、災害復旧費が含まれており、湯の丸高原スポーツ交流施設の修繕に使用されるという。これについて、窪田俊介議員は「過去にも何度か被害があり、抜本的な改善が必要である」と指摘した。
企画振興部長の井上祐一氏は、今回の災害について「今年の9月の集中豪雨に起因し、これまでに令和元年の台風19号の影響も受けた」と明かした。また、井上氏は今後も施設点検を実施し、適切な管理を行う考えを示した。
加えて、議案第73号の「東御市子ども第三の居場所条例」が審議され、質疑が行われたが、特段の意見はなく、社会文教委員会に付託された。議案第74号に関しても地域産物販売促進施設についての質疑がなく、同様に委員会付託が決まった。
また、医療福祉施設への価格高騰対策支援についても質問があった。総務部長の山田正仁氏は「高騰に対し支援を行うための予算を盛り込んだ」と述べた。これらの議案は次回の委員会で審査される。
議長の中村眞一氏は「多くの市民が関心を寄せる議案についてしっかりと審議していくよう」と語り、議会の透明性を強調した。今後の動向が注目される。