令和2年3月2日、箕輪町議会の定例会が開かれ、議会の重要案件が議題に上がりました。特に今期の予算案は前年に比べて大幅な伸びを見せるなど、町政運営における重要な転機となる可能性があります。
予算案の中で令和2年度一般会計予算は、107億円を超える規模となり、前年との比較で14.6%の増加を記録しました。これは町民生活に直結する新しい事業や、見直しが行われた既存事業が多く提案されていることに起因しています。特に、木下保育園の新設工事や藤が丘体育館・社会体育館の耐震改修工事に対する予算が大幅に組まれました。
新型コロナウイルスの影響もあり、議会では感染症対策が強く求められました。
白鳥政徳町長は、世界的な影響を考慮し、町民参加のもとでの新型コロナウイルス対策が必要であると述べました。また、地域の飲食店や教育現場における影響も指摘され、今後の対策を要望しました。
また、箕輪町では、議員報酬についても議論が行われ、報酬の改正が提案されました。この改正により、報酬は月額で4.7%から4.9%引き上げられる予定です。
協定の変更についても話し合われ、伊那市と南箕輪村との連携を強め、より柔軟な地域形成と誘致活動が検討されています。