箕輪町議会は、令和3年11月5日に臨時会を開き、2件の議案を審議した。
まず、日程第1の会議録署名議員の指名が行われ、荻原省三議員と木村英雄議員が選任された。
続いて、会期の決定が話し合われ、臨時会の会期は本日1日間に設定されることに異議はなかった。
日程第3に進み、議案第1号の専決処分の承認を求める件が議題とされた。町長の白鳥政徳氏は、今後のコロナ対策として地元応援券の追加販売に関する補正予算の承認を求めた。この事業は想定以上の応募があり、販売数を増やす必要が出たためである。具体的には、プレミアム付き応援券の追加販売が行われ、約2,960万円の増額が提案された。
岡田建二朗議員がこの予算の合計額を質問し、商工観光推進室長は当初予算8,000万円に今回の予算を加え、合計1億960万円に達すると回答した。最終的に、議案第1号は原案通り承認され、委員会への付託は省略された。
次に、日程第4の議案第2号、令和3年度木下保育園建設事業外構工事の請負契約について審議された。町長は、この契約は外構工事に関わるものであり、必要な議会の承認を求めていると述べた。契約金額は1億3,750万円であり、日之出建工株式会社との契約が提案された。
子ども未来課長の田中克彦氏が詳細を説明し、工事の内容や完成予定図について言及した。保育園の駐車場の舗装や遊具設置などの計画があり、工事は令和4年2月28日までを見込んでいる。質疑では、議題に対する異議なく結果的に原案通り可決された。
本臨時会の全議案は無事に審議を終了し、午後2時17分に閉会となった。