令和2年12月7日に行われた箕輪町議会の定例会では、連続して続くコロナ禍の影響で、町の経済や住民生活の厳しさが浮き彫りとなった。議長の中澤清明氏は、今回の会議に出席した全15名の議員にコロナ対策や地域振興の適切な施策を行う必要性を訴えた。
中でも、自転車の安全教育についての発言が多く、町長の白鳥政徳氏は、自転車の事故が増加している現状をリポートした。県内での自転車事故は昨年772件、今年503件に達し、特に中学生や高校生が加害者や被害者となるケースが目立っていると述べた。このため、町としては啓発活動を強化し、学校での指導を進めていく考えを示した。
また、箕輪町における太陽光発電の導入についても言及され、第一回目のガイドライン施行から6年が経過し、個人宅への設置が進む中で広がりを見せている。これに関して町長は必要な設備を積極的に推奨し、移動手段を確保することで、地域住民の快適な生活を守るために力を入れていることを強調した。