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箕輪町議会定例会で重要議案審議、財政健全化も確認

箕輪町議会定例会が開催され、平成30年度の決算報告や新たな歳出予算案など重要議案が審議された。
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令和元年9月2日、箕輪町役場にて行われた箕輪町議会定例会では、重要な議案や報告が審議された。会期の決定および会議録署名議員の指名が行われ、引き続き平成30年度の予算決算に関する議案が説明された。特に注目されたのは、箕輪町一般会計歳入歳出決算認定に関する議案である。

白鳥政徳町長は、平成30年度箕輪町全体の一般会計歳入決算額が96億7,810万4,000円で、歳出決算額は90億2,890万7,000円、結果として実質収支が約6億円であったと報告した。歳入の主な項目としては、町税が34億9,165万4,000円、地方交付税が20億8,654万8,000円、国庫支出金が6億5,669万9,000円、寄付金が6,823万6,000円などが挙げられる。

また、白鳥町長は、「平成30年度は人口減少対策や地域活性化に取り組んだ成果として多くの事業が進展した」と強調。具体的には若者・女性活躍推進事業や障がい者支援センターの開所、保育園の整備などが評価された。

一方、議案審議では国民健康保険特別会計の状況も報告され、歳入が24億751万5,000円、歳出が23億6,637万9,000円であり、627万6,000円の利益があったことが示された。将来の高齢者サービスへの対応を考える上でも重要な内容となった。

また、報告された株式会社みのわ振興公社の経営状況については、「昨年度より経常利益は減少したが、営業努力の結果として徐々に改善が見えている」と説明。これには、各観光施設の収益向上を狙った施策の改定が含まれている。

地方自治法に基づく財政健全化判断比率に関する報告では、実質公債費比率は10.3%、将来負担比率は59.6%と健全な数値を維持していることが確認された。このような財政状況に基づいた施策推進が今後の地域振興において重要であると再確認される結果となった。

議会開催日
議会名令和元年9月箕輪町議会定例会
議事録
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