令和2年6月15日に行われた箕輪町議会定例会では、重要な議案が審議された。
最初に義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充に関する意見書提出が提案された。出席した議員からは、国庫負担の維持が教育の質に影響を与えるとの意見が相次いだ。また、議案第16号である35人学級の推進と教育予算増額に関する意見書も挙げられた。この意見書に賛成する議員は、「国がしっかりとした教育環境を整備することが求められる」と強調した。
さらに、新たな過疎対策法の制定についても討議され、地域振興に寄与する法案の必要性が指摘された。議員たちは、過疎化が進行する現状を踏まえた具体的な対策の重要性を訴えた。他にも専決処分の報告が行われたが、特に問題は指摘されなかった。
日程の締めくくりとして、閉会中の継続審査についても議論が交わされた。これにより、今後の議会活動の継続的な運営が確保されることとなる。全体として、議会は教育投資の重要性や地域振興策に積極的な姿勢を示した後、午前11時24分に閉会した。