令和2年9月14日、箕輪町議会は定例会を開催し、一連の議案について審議を行った。
議長の中澤 清明氏が挨拶を行い、出席議員は全員、欠席はなく、会議はスムーズに進行した。常任委員長からは様々な報告が行われ、特に福祉文教常任委員長の小出嶋氏からの報告内容が注目された。
報告では、令和元年度の箕輪町一般会計歳入歳出決算認定に関する議案と、それに付随する質疑が行われた。、内訳として補助金の併用や特定検診の受診率などが具体的に説明された。例えば、空き家改修費や片付け事業補助金の併用についても言及され、具体的に13件と11件が案内されたと報告されている。このような流れで、他の議案も同様に精査され、最終的に議案第1号は原案通り可決された。
また、議案第19号「公立・公的病院の国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことに関する意見書の提出」についても可決の流れで進行。小出嶋議員は、国の基準に基づいた地方病院の再編に懸念を表明し、急激な再編が患者への影響を与えることを強調した。
そして、議案第20号の新型コロナウイルス感染症に関する意見書への提案について、その重要性が示された。地方財政が甚大な影響を受けている現状について、各議員から意見が寄せられ、早急な対応が求められるとの意見も多数あった。
最後に、陳情第6号「種苗法改正の中止を求める」議案は継続審査と決議され、今後の審議に期待が寄せられた。今後も議会の動向が注視される。