令和4年10月17日に行われた箕輪町議会臨時会では、重要な議案が審議された。
特に、一般会計の補正予算に関する議案では、町長の白鳥政徳氏が提案理由を説明。今回の補正により、歳入及び歳出がそれぞれ2億7,602万3,000円追加され、予算の総額は120億3,757万6,000円となる見込みだと述べた。
また、福祉事業所や医療機関への応援金についても言及され、岡田議員が施設の規模に応じた支援について尋ねた。福祉課長の小沢氏は、利用者数が異なる施設が存在することを認識しているが、応援金は一律の制度にする必要があるとの見解を示した。
議案第1号について討論も行われたが、討論は行われず、そのまま賛成多数で可決された。今回の補正予算は、物価高騰を受けた対策としての側面が強く、各部署が連携して支援内容の充実を図る姿勢が伺えた。
また、短期移住体験住宅の太陽光発電設備の設置に関しても質疑が行われ、住民環境課長の川合氏が発電能力などについて具体的な数値を示した。これにより、町の環境への配慮と同時に、地域活性化への意欲も感じ取れた。
今後は、補正予算の内容が実行に移され、住民に実質的な支援が行き渡ることが期待される。議会の進捗とその成果が今後どのように反映されるのか、注視していく必要がある。