箕輪町の11月19日と20日に行われた大収穫祭には、前年より来場者が約3割増えた6万7千人が訪れた。村民の参加と景観の向上が評価されつつ、駐車場不足が依然として課題とされている。町長は、今後の活用方策を模索し、新たな駐車場整備にも取り組む意向がある。伝統のあるイベントを通じて町民だけでなく、他地域からの訪問者をも受け入れられるようにするには、さらなる整備が必要だ。
地域の発展に寄与する活動も進めていくべきであり、教育長の話によると、町内の高齢者福祉施設では、サイバー攻撃等のセキュリティ対策を進めているが、万一の事態に備えたルールの整備が求められている。
一方で、来年度からの運動部活動と文化部活動の移行もしっかりと進めていく必要がある。特に、非正規雇用の問題や若年層の職場の確保は、地域にとって非常に重要だ。町は魅力的なまちづくりを進めることで、若者が戻って来やすい環境を築くべきである。また、移住者の受け入れや補助金制度の強化がその一つであろう。
これら一連の施策を進めていく中で、地域全体が互いに支え合い、また、健全で持続可能なまちづくりに向けて、協働の精神をいかに取り入れていくのかが今後の重要な課題となる。