令和4年7月26日、箕輪町議会は臨時会を開催し、重要な議題が審議された。
おもに3件の議案が提出された。その中には専決処分の承認、一般会計の補正予算、そして文化センターの舞台照明設備の長寿命化工事に関する請負契約が含まれている。各議案は議論を経て、承認を受けた。
議題の一つ、議案第1号について、白鳥政徳町長は損害賠償の額を定める和解について詳細に説明した。この和解は令和4年2月19日に公用車が関与した物損事故に起因し、賠償額は55万円と定められたと述べた。賠償金は全国町村総合賠償保険から補填されることも強調された。
次に、議案第2号、令和4年度箕輪町一般会計補正予算（第4号）の提案が行われた。白鳥町長は、歳入歳出それぞれ5800万円を追加することで予算総額を112億1727万5000円とする明細を説明した。特に新型コロナウイルス対応にかかる費用が増額される状況を説明した。商工観光課の小林剛史課長は、プレミアム付き応援券事業の急増に触れ、町の中小企業支援を強化する狙いを明らかにした。
続いて、議案第3号、文化センター舞台照明設備の長寿命化工事に関する請負契約が提案された。総務課の毛利岳夫課長は、26年続いた現設備の老朽化を受け、更新計画を説明した。契約は無駄なくリニューアルを図ることを目的としており、契約金額は5775万円とされている。
また、議論の中で質疑も行われ、金澤幸宣議員や岡田建二朗議員が設備の詳細や契約金額の妥当性について質問を投げかけた。いずれも町長や課長により詳しい回答があった。質疑の結果、特に問題とされる点は見当たらず、すべての議案は承認を受けて会議は終了した。
箕輪町の今後の発展に向けた取り組みが引き続き期待される。