令和4年7月4日に開催された議員協議会では、松本市の重要課題を検討する場として意見交換が行われた。
特に、重点事業の推進については、市政の重要事業を進めるための懇談会が予定されており、具体的には10件の重要課題と31件の要望項目が整理されたことを臥雲義尚市長が説明した。
市長は「忌憚のない意見交換をお願いいたします」と強調し、重要性を訴えた。
松本空港に関しては、土屋眞一議員が、南側にあるモニュメントが飛行機のオーバーラン時に危険を伴う可能性を指摘した。これに対し、田原茂交通部長は「現状を確認し、対応を進める」との姿勢を示した。
また、沖縄便の定期便化について、上條温議員が地元の反発を踏まえた丁寧な説明を求める意見を述べ、交通部長は調整を行う考えを示した。
一方、特別支援教育の充実については、もっと具体的な動きが必要との意見が出た。伊佐治裕子教育長は、教育環境の整備が急務であると認識を示し、今後の対策を講じる意向を示した。
河川堤防や奈良井川の保全については、阿部功祐議員が昨年の豪雨の影響を踏まえた意見を述べ、建設部長は県との調整を行うと約束した。