令和6年5月31日に開催された厚生委員協議会では、
重度心身障害者(児)自動車燃料費助成事業における通知等の誤送付について議論された。
冒頭、こども部長の百瀬由将氏が挨拶し、急遽会議が開催されたことに感謝の意を述べた。
その後、誤送付に至った経緯について説明が行われた。
今回、助成対象者に送付された通知に正しくない宛名が記載されたことが判明し、
該当する市民に混乱を招いたとして謝罪があった。
具体的な経緯について、こども福祉課長の三代澤昌秀氏が詳細を説明した。
作業手順上、印刷作業を担当した職員と封入作業を担当した職員が異なるため、
最終的な確認作業が不十分であったという。
最初に行った印刷段階で、紙折り機の不調によって文書が順不同となってしまったことが大きな要因だとされた。
委員の花村恵子氏は、作業の確認を求め、
名前確認の重要性と、そのミスが個人情報に与える影響について指摘した。
再発防止策を求める声も上がっており、今回の件の重みが認識されている。
百瀬部長は、周知徹底を図るために同日の朝に説明会を実施したことを強調し、
引き続き厳重な対応を行うことを表明した。
委員らは、誤送付の根本原因を反省し、今後の対策が必要であると再確認した。
このようなミスを二度と繰り返さないための取り組みが求められた。
最終的に、報告は異議なく承認され、
今回の議題についての質疑は終了した。