令和6年7月30日、塩尻市役所で行われた臨時会では、複数の議案が審議された。
本会議では市民交流センターに関連する自立・分散型エネルギー設備の導入工事請負契約が中心テーマとなり、他には無償譲渡および一般会計の補正予算も含まれた。
市長の百瀬敬氏は冒頭挨拶で、オリンピックで金メダルを獲得した地元選手に祝意を表し、続いて今議会の目的を説明した。
議案第1号は塩尻市市民交流センター自立・分散型エネルギー設備の請負契約についてであり、議会の議決を求められている。その必要性については市民の意見も反映された。
第2号の無償譲渡については、新型コロナウイルス感染症に関連し、特例臨時接種の終了に伴うものである。超低温冷凍庫の譲渡が計画されており、検討段階で他自治体の事例も調査されたとのこと。
また、令和6年度一般会計補正予算は7億3,446万1,000円の増額案で、総額329億5,762万5,000円となる。歳出の増加は市民交流センターの工事によるものであり、安全対策が強調された。
この他、損害賠償の専決処分報告が4件提出されたが異議はなく、即決処理となり、その内容も市民に開示されることが確認された。
議長の古畑秀夫氏は、全ての議案が原案通り可決された結果を伝え、市長がその後の閉会挨拶で、さらなる市民サービスの提供に向けて尽力を誓った。厳しい気候条件下での熱中症対策なども重要な課題とされている。
今回の臨時会は1日の開催にて終了し、今後の議事進行と市民への情報提供が期待される。