令和元年5月13日に開催された議会運営協議会では、今後の市議会運営についての重要な協議が行われた。
まず、臨時委員長の選出が行われ、上條温委員がその職務を執行することが決定された。上條委員は、年長者としての役割を果たし、委員長の選出に関する手続きに入ることを確認した。
続いて、正副委員長の互選が行われ、開明の委員である芝山稔委員が委員長に選出された。芝山委員はこの結果を受け、議会運営の円滑な進行を約束し、引き続き副委員長に上條美智子委員が選ばれることが報告された。
会派の部屋割りについても議論が交わされ、多数決により、各会派の希望を反映した配置が決定されることとなった。事務局は控室の状況を勘案し、各会派に適切な部屋割りの案を提示した。並行して、改選に伴う市議会構成や議席の配置についても議論が進み、正副議長及び監査委員の選出方法が決定された。
さらに、特別委員会の設置に関する提案もあり、基幹博物館建設や市役所新庁舎建設、中核市移行に関する特別委員会を設置することに合意が得られた。委員の負担を考慮し、一定の定数で運営することが大切であるとの認識が共有された。各会派の意見を踏まえつつ、必要に応じて委員の人数についても見直しが行われる可能性が示唆された。
最後に、第1回臨時会の招集日について協議があり、5月20日に行うことが決定された。この臨時会では、条例や契約、財産の諸案件が審議される見込みである。議長からは、臨時会に向けた準備が必要であるとの発言もあり、参加者はこれに向けての意見交換を行った。
今回の協議により、今後の議会運営において協力し合うことの重要性が改めて強調され、委員会や各種委員の選出に向けた具体的な行動が期待されている。