令和5年10月11日、松本市議会にて議員協議会が開催され、重点事業の促進に関する協議が行われた。
会議では、臥雲義尚市長が市の重点事業のさらなる推進について述べた。特に、地元県議会議員に提出する要望書の内容について意見が交わされた。市長は、要望項目を明確にし、県の支援が必要な課題に絞ったことを強調した。
協議においては、総合戦略局長の小西敏章氏が数項目の説明を行った。11番議員の太田更三氏は、美ケ原へのアクセス向上が重要であるとの見解を示し、県議会議員にこの認識を促すよう要望した。
また、上條一正議員が今後の進め方について質疑を行い、要望書を郵送後に直接説明に訪れる計画であることが説明された。議会の意向が適切に伝わるよう、直接対面での意見交換の重要性が指摘された。
塩原孝子議員は、障害者医療の窓口負担の問題について言及し、これを軽減するための要望が必要であるとの見解を示した。市側は、この件については市独自の課題に絞って対処することをあらためて確認した。
全体として、本議題に対する意見交換が活発に行われたことが印象的であった。県議会議員への要望書には、松本市が抱える喫緊の課題が反映され、議員たちからも具体的な意見が多く出された。市長は、年内に阿部知事への直接要望を行う意向を示し、協力を求める姿勢を示した。
会議は、出された意見を背景に要望書の提出に向けての了承を得た。議長である上條温氏も、参加議員の協力に感謝の意を示し、本日の議事を終了した。