令和2年3月2日、建設環境委員協議会が開催された。重要な議題として、世界首長誓約への署名がデータとして報告された。これにより、松本市の気候エネルギー行動計画の策定や市民への周知活動が強調されることになった。
環境政策課長の伊佐治修氏は、誓約に基づく行動計画が令和4年1月までに策定されることを述べた。これに対して委員の近藤晴彦氏は、この誓約の重要性を評価し、周知の方法を問うた。伊佐治氏は広報を通じた活動を計画しているとし、継続的な啓発の必要性に触れた。特に、1回の広報にとどまらず、持続的に市民に訴えていくことが必要であると強調された。
松本市環境配慮型公共施設整備指針の策定に関しても重要な意見が上がった。委員の上條温氏は指針の内容を評価しつつ、周知が不十分ではないかとの懸念を表明。柿澤潔氏も公共施設の整備における環境への配慮について話し合った。
議題の一つである道路事故について、維持課管理担当課長の太田克彦氏が報告を行った。近藤氏は集中的な対応の必要性を訴え、事故の防止策として通行止め等の特別対応についても提案した。太田氏は、地域住民に対する啓発活動の重要性を再認識について述べ、より早期の対応を検討し続けると述べた。これにより、事故の防止に向けての取り組みが一層強化される流れとなった。
松本市では、環境問題への取り組みや公共施設整備、交通安全に関する問題解決が進むことが期待されている。