令和6年4月18日に開催された政策討論会では、デジタル化やAIによる地域交通について活発な議論が交わされた。
冒頭、議長の上條温氏は、全議員の出席を確認し、会議の開会を宣言した。
本日は、主に総務委員会からの政策提言書素案、建設環境委員会からの調査研究報告について討議する旨を説明した。
まず、総務委員会の川久保文良委員長は、DX・デジタル化に関する提言書素案の概要を報告し、副委員長の大久保美由紀氏が詳しい説明を加えた。
説明後、議員たちは質疑に応じ、上條美智子議員は提言の中身が濃いと評価した。
その上で、専門家の導入が必要との意見を述べた。この提案に対し、川久保委員長は他の自治体の実情を引き合いに出しつつ、前向きに検討する姿勢を示した。
続いて、建設環境委員会の内田麻美委員長が、AIオンデマンドバスの導入に関する調査研究の報告を行った。
報告の中で、実施事例として複数の自治体を挙げ、特に課題として部局の連携不足を指摘した。
また、芝山稔建設環境委員は、地域特性を理解した上での施策が重要と主張した。
意見交換では、花村恵子議員がデマンド交通の必要性を強調し、犬飼明美議員は市民からの要望に応えるべきだと訴えた。
質疑を経て、報告の承認が求められ、異議なく了承された。
政策討論会は、総務委員会の提言と建設環境委員会の報告を基に、今後の施策に向けた考察が求められる内容であった。
議長は、これらの集約内容を今後の委員会活動に活かしていくことを強調し、会議を閉会した。
全議員と事務局職員の協力に感謝を述べ、次回に向けた意気込みが見られた。