令和4年11月15日、経済文教委員協議会が開催され、松本市学校給食センターの再整備基本方針(案)が議論された。
この新しい提案は、給食サービスの質を向上させ、地域のニーズに応えることを目指しており、具体的には、1,500食を調理できる4つのラインを設ける計画が示された。
学校給食課長の三代澤昌秀氏は、この案が波田、梓川の良いところを取り入れたものであると述べた。それに対し、地域の活性化や自校給食の重要性を強調する意見もあった。委員の村上幸雄氏は、地域の取組みが素晴らしいと評価したが、笹賀地域の配慮不足についても指摘した。
協議では、地域づくりセンターの強化についても話題に上がり、地域の福祉や防災についても言及され、連携の重要性が確認された。
また、松本市図書館の未来プランについての報告が行われ、図書館の設置場所に関する議論も続き、駅周辺での設置を検討しているという。
委員たちからは、再整備にあたる費用面や施設の質についての懸念も浮き彫りとなり、特に自校給食の選択肢を求める声も多かった。教育次長の逸見和行氏も、施設計画と経済的持続可能性を考慮しながら進めていくと述べた。
最終的に、この基本方針案は了承されたが、その実現に向けては、地域の声をしっかりと反映させていく必要があるとの意見が相次いだ。