令和元年5月7日に開催された議員協議会は、最新の市議会構成や議席の仮決定、議員情報の公開について協議が行われた。
会議には、市長の菅谷昭氏をはじめとする31名の議員が出席した。市長は挨拶の中で、議員としての役割の重要性を強調し、今後4年間の議会制民主主義を担う期待を述べた。また、今年度は菅谷氏の市長4期目の最終年度であり、様々な施策を進める意気込みを示した。特に、「健康寿命延長都市・松本」の理念を浸透させ、市民が豊かな生活を送れるよう取り組む方針を強調した。
会議ではまず、改選に伴う市議会構成について、市川英治事務局長が説明を行った。議会が目指す構成として、議長・副議長の選挙、常任委員及び特別委員会の設置などの議題が挙げられ、具体の日程についても言及された。今回の改選は市議会の新たなスタートを切る重要なプロセスであり、議会運営協議会の開催日などが設定された。
また、議席の仮決定も協議事項の一つで、従来通り、当選回数に基づいたくじ引き方式で議席が決定されることが確認された。この方法は透明性を持たせるものであり、すべての議員が平等に決定に参加できる仕組みを維持している。
さらに、公開する議員情報に関しても議論が行われた。事務局は、従来通りの情報公開を継続すると述べ、議員の顔写真や所属委員会などの基本情報が公式サイトで公開される。特に、今後は理事者からの問い合わせがあった場合には、携帯電話番号も必要に応じて提供することが決定された。これにより、市民との連携をさらに強化し、議員の活動を透明化していく方針が示された。
会議の最後には、次回の議員協議会が5月13日に予定されていることが確認され、全員が出席するよう指示された。市政に関わる議題が進行し、市民の期待に応えるために議員たちが協力して活動していく姿勢が印象に残る会議となった。