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松本市の厚生委員協議会、健康福祉政策を一斉に承認

松本市の厚生委員協議会が健康福祉政策を承認。医療計画や感染症対策に関する報告が行われた。
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令和6年4月25日に開催された厚生委員協議会では、保健事業や感染症予防計画など多岐にわたる報告がなされた。

冒頭で、健康福祉部長の加藤琢江氏が新しい体制について言及し、その後任の保健所長、 小松仁氏が自己紹介を行った。小松氏は、松本市での行政に戸惑いを感じつつも、地域の健康促進に貢献する意欲を示した。

特に注目されたのが、松本市国民健康保険第3期保健事業実施計画に関する報告である。秋山俊彦保険課長は、医師会や長野県からの意見を基に計画の修正があったと述べた。生活習慣病減少が認知症対策に寄与することや、医療費の算出方法を改定したことが反映されており、具体的な変更点についての解説も行われた。自らの意見を述べた菊地徹委員は、認知症対策として加えられた文言について理解を深めていた。

また、感染症予防計画の策定も重要なテーマの一つであった。保健予防課の百瀬鏡子課長は、コロナ禍の教訓を踏まえた体制強化に重きを置き、特に保健所の相談体制を整える意向を示した。宗田まゆ美委員からの質問に対し、即時に対応可能な人材確保について説明がなされ、人材バンクによる協力体制が計画的に進められるとのことだった。

さらに、食生活に関する意見も交わされた。若林真一委員が食品添加物の規制緩和について懸念を示し、健康福祉部の強化を要望だ。この意見に対して委員長の横内裕治氏は、十分に考慮するよう促した。

最後に、南郷保育園の事故についても報告が行われ、関連する質疑はなかった。会議は順調に進行し、すべての議題が承認される形で終了した。厚生委員協議会は、地域の健全な発展に寄与するための重要な場として機能している。このように、多様な視点から健康政策に取り組む姿勢が強調される一日となった。

議会開催日
議会名令和6年4月厚生委員協議会
議事録
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