令和元年6月20日、建設環境委員協議会が開催され、重要な報告が行われた。
主な議題は、JR松本駅周辺開発に関する連携協定の締結についてであった。この協定は駅舎の再整備を含む内容であり、多くの市民が関心を寄せている。
都市政策課長の桐沢明雄氏は、協定の進捗に関して「進捗があればしっかりご報告をし、市民に理解される形で進めていく」と述べた。委員の柿澤潔氏は、松本らしさを反映した駅舎デザインを要望し、コミュニケーションの重要性を強調した。
田口輝子氏も市民からの多くの質問が寄せられていることを指摘し、情報公開の徹底を求めた。彼女は、駅周辺が市民にとって使いやすい環境であり続けることが重要だと述べた。
また、上條温氏は昭和53年に建設された駅舎について、2027年に松本で開催される国体に向けた期待感を示した。彼は、「市民の多くの共感を得た駅になるべきだ」と上記のようにコメントした。
その他、委員からは駅舎の秘密保持条項について疑問が呈され、桐沢氏は「秘密保持の条項は交渉の中で出てくる可能性のある情報を考慮している」と説明した。この点については、市民の不安を和らげる必要があると感じている。
今後は、委員からの意見を受けて、より多くの市民の声を反映した開発を進めることが求められる。特に、「市民参加型の仕組みを作るべきだ」という意見も出ており、今後の協議において重要なポイントとなるだろう。
以上のように、建設環境委員協議会では、今後の松本駅周辺開発に向けた期待が高まる中、さまざまな意見が交わされた。