令和3年5月21日、松本市の厚生委員協議会が開催された。*
この日の議題には、新型コロナウイルス対策に関する説明が中心に取り上げられた。
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新型コロナウイルス感染症の影響が依然として続く中、各部門からその対応状況が報告された。特に、 vaccinationについては、健康福祉部の平林恭子部長が説明を行い、集団接種体制の拡充を強調した。*
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平林部長は、全庁で約2,000人規模の動員計画が進行中であると述べ、「専任の部署を拡大し、健康づくり課一般業務から切り離す体制をとる」と言及。*
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質疑応答の中では、委員からのワクチン接種現場の負担についての声も上がり、田口輝子委員は「現場の方々が大変な状況にある」と、その労を称えた。また、停電時のワクチン保存について、備えが不十分ではないかとの懸念も示された。
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今後の集団接種に伴う課題として、青木崇委員は、予約受付方法の改善点について市の取り組みを促した。*
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青木委員は「事前整理して市民に通知する方法を考えるべき」と提案し、利便性向上が必要であると指摘した。*
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さらに、今後のワクチン余剰分の対応策についても議論が展開された。集会終了後、児童福祉についても説明がなされ、待機児童数の調査結果が報告された。*
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この全体の流れを受けて、委員からは「公立保育園の必要性が再確認された」との声もある一方で、各種制度への要望が相次いだ。*
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特に、家庭保育支援のあり方については、システムの整備を求める声も強く、待機児童問題だけでなく、保護者の就労支援にまで視野を広げた施策の必要性が強調された。*
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地域と連携し、安心して預けられる保育環境を整えるべきとの意見も多く上がり、各委員の意識が高まっている。*
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最後に、これら各種の要望や意見が検討されることが、会議のまとめにあたって強調された。会議全体を通じ、今後の更なる取り組みを求める声が響き渡った。