令和4年9月15日に開催された経済文教委員協議会では、重要な議題が取り上げられた。
内容の一つは、新型コロナウイルス感染症に関するメールの誤送信についてである。学校教育課長の塚田雅宏氏は、新しいメールシステム導入の意義を説明した。システムは保護者用と教職員用を明確に区別する設計となっており、ミスを減らすための研修が重要であるとし、横内裕治委員もミス防止の徹底を促した。
また、芝沢小学校での事故についても議論が交わされた。学校教育課の丸山丈晴氏は、安全管理の徹底を強調し、刈払機作業での講習実施を説明した。副委員長の神津ゆかり氏からは全市的な安全管理の必要性について質問があり、関係機関との情報共有が必要であることが示唆された。
最後の議題は、国宝旧開智学校校舎に関する保存活用計画の策定であった。博物館長の木下守氏は、国宝のデザインに関する指摘を受け、誤解を招かないよう注意を払う必要があると認めた。池田国昭委員からの細かい指摘も真摯に受け止め、今後の改善を約束した。
会議は午後2時36分に閉会し、一連の報告は異議なしで承認された。委員たちは各議題に対して建設的な意見を交わし、今後の行動に向けて共通の認識を持つことができた。