令和5年5月11日に開催された松本市の議会運営協議会では、特別委員会の設置や第1回臨時会の日程についての重要な議論がなされた。
最初に、臨時委員長として村上幸雄委員が選出された。
手続きを踏みながら、村上氏は「皆様のご協力をお願いしたい」と述べ、スムーズな議会運営の意向を示した。
また、正副委員長の互選が行われ、神津ゆかり氏が副委員長に選出される運びとなった。
次に、会派ごとの部屋割りに関する議論が行われた。
事務局次長の住吉真治氏が、各会派の控室割りを発表したところ、委員からは「この案で良い」との賛意が示された。
これにより、政友会や日本共産党などの各会派がそれぞれの控室を利用することが決定された。
また、新たに特別委員会の設置についてもまとまりが見られた。
河南委員が、特に市立病院の観点から特別委員会の必要性を訴えたことを受け、事務局が必要な資料を準備することが確認された。
一方、特別委員会の所掌事項について意見が交わされ、病院局に関する全ての事業を対象にするべきとの意見が多かった。これに対して、賛否が分かれる意見も出た。
その後、令和5年度の第1回臨時会の招集日が5月18日に決定された。
副市長の嵯峨宏一氏は「市長提出の議案は11件を予定している」とし、具体的な案件内容についても説明を行った。
全体として、特別委員会の設置や第1回臨時会の日程が合意され、議会運営が今後の進行において円滑であることが期待されている。