令和4年6月17日、建設環境委員協議会が開催され、地域の見直しやプロジェクトが取り上げられた。
特に、アルプス公園全体の魅力向上に向けた取り組みについては、関心が集まった。公園緑地課長の百瀬久芳氏は、賛否両論を受ける構成委員を招く方針を示し、曖昧さを残す結果になる可能性があるとも述べた。この議論は、市民が望む活用方法の具体化を目指す。相互に意見を交わしながら取りまとめていく意向がある。
さらに、松本駅周辺における市営自転車駐車場の無料利用時間延長の実証実験も報告された。自転車推進課長の西山隆之氏は、現地の告知と広報媒体での情報発信を行っていると伝えた。また、周辺店舗への聞き取り調査も計画していると述べた。
報告事項においては、広域連携に向けた水道施設の最適配置計画も挙げられた。上水道課長の藤牧靖次氏は、50年後を見据えた計画のメリットを強調し、その具体的な実施について委員の質問に応じた。上條俊道氏は、この計画を進める過程で、人口の変化についても意見を述べた。将来的には、限界集落への給水問題を考慮する必要性も指摘し、研究が続けられる方針が示された。
また、まつもと公設民営バス事業の今後についても論じられ、公共交通課長の柳澤均氏が概要を説明した。地域密着の施策が求められ、地元の声を反映した運行を目指す方向性が示された。今後の発展に関する要望も寄せられ、持続可能な交通システムの確立に向けた取り組みが継続されることが期待される。