令和元年7月9日に開催された経済地域委員協議会では、上高地における大雨による被害対応が主題となった。
商工観光部長の小原直樹氏は挨拶で、地域経済への影響が大きいと指摘した。特に小梨平での初めての被害報告があり、地元のショックが大きいことが強調された。
清水口功氏(山岳観光課長)は、過去にも同様の被害が発生しており、特に徳沢の仮橋は平成29年の大雨でも流されたことに触れられた。また、被害が発生する場所は同じようなところが多いと説明し、状況を報告した。
澤田佐久子氏は早期復旧の目安を尋ね、清水口氏は既に作業が進んでおり、仮橋については今週中に通行できる見込みであると伝えた。
経済の観点からも、観光シーズン前の復旧が不可欠で、様々な関係機関と協力して進めている状況である。神津ゆかり氏からは水位監視についての質問も上がり、連絡体制が整っていることが確認された。
この会議は、観光シーズンに向けた準備と早期復旧の重要性が改めて認識される場となった。参加者全員が、復旧作業の加速を強く要望している。