令和3年度議会人事に関する協議が行われた。
議長の村上幸雄氏は開会にあたり、協議事項として令和3年度議会人事について説明した。まず、事務局長の平林泉氏が、昨年度の議会運営委員会における協議結果に基づく内定作業の日程と流れを詳細に説明した。内定作業は5月10日から11日にかけて行われ、18日には新年度における議会人事が決定される予定である。
村上氏は、議会人事に関する選出方法について、議長や副議長の選挙は内定後に全会一致で決定することが一般的であると強調した。また、議会運営も含めた選任作業を議会運営委員会に一任することに同意し、出席議員から異議がなかった。
議会運営委員会の芝山稔議長は、候補者が複数名いる場合の議長選挙についての報告を行った。その結果、阿部功祐氏、犬飼明美氏、芝山稔氏の3名が候補者として立候補した。各々が所信表明を行い、課題や今後の方針について意見が述べられた。また、質疑応答では特に異議が示されることはなかった。
次に、副議長選挙について協議が進み、上條美智子氏と澤田佐久子氏が候補者として上がった。両氏からの所信表明では、議会の透明性、民主性を重視した運営方針が示され、特に上條氏は市民の意見を反映した議会運営を約束すると述べた。
監査委員の内定については、上條俊道議員が候補者として内定した。消極的な意見はなく、全会一致で内定が決定した。議長は今後の議会運営においても、議員全体が一体となり市民の声を反映させていくことの重要性を強調した。また、議会運営の透明性を高めるために、議事録を適切に公開するなどしたいとの意向も示された。
結論として、村上氏はすべての決定を確認し、本日の協議を終了した。落ち着いた雰囲気の中、今後の議会人事が市民の期待に応えたものになるよう、全議員で引き続き協議を進めていく姿勢が強調された。