令和6年2月8日、松本市にて当初予算説明会が開催された。
市長、臥雲義尚氏は、午前中の本会議に引き続き多くの出席者に感謝の意を表し、今回の予算について詳しい説明が行われると述べた。また、今回は6月に控える市長選に向けて、新規事業は基本的に補正予算で対応するとの方針を示した。
本説明会では、予算案の概要や歳入・歳出の詳細が説明された。財政課長、池上浩平氏は歳入について、特に一般会計の歳出に関する質疑を受け付けたが、質疑は行われなかった。次に、人件費に関する説明が行われ、職員課長、中田美弥氏が詳細を報告した。こちらも質疑がなく、引き続き次の項目に移った。
特別会計の中でも、神津ゆかり議員が地域づくりセンター強化モデル事業費に関して質問を行い、事業の概要とその効果について、地域づくり課長、廣田圭男氏が説明した。具体的には地区内の有志団体に対して交付金を支給し、地域の活性化を図る取り組みであると述べた。
次に、住民自治局関係の予算についても議論が行われ、特に地域づくりセンター強化モデル事業の減額について進捗状況と今後の方針が質疑された。廣田氏はモデル事業の成果を踏まえた上での予算配分であり今後の方針について、しっかりとした検討が必要との見解を示した。
また、健康福祉部のこども部関係予算についても活発な質問があり、特にヤングケアラー支援体制については、コーディネーターの配置に関する説明があり、早期支援の重要性が改めて確認された。さらに、各種医療施策や、普及活動についても強調された。
環境エネルギー部関係の予算説明では、環境への配慮を重視する姿勢が強調され、将来的な取り組みについても出席者から好評を得た。様々な予算の詳細が明かされ、次回の委員会審査に向け、課題の把握と解決のため意見交換が図られる予定である。
最後に、地域排水施設事業に関する予算も説明され、質疑応答を経て散会となった。明日も引き続き、説明会が予定されている。