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松本市、観光施策強化に向けた議論を展開

松本市経済地域委員協議会で観光振興と商業ビジョンに関する議論が行われた。上高地の訪問者数増加に向けた施策が議題に。
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令和元年5月28日、経済地域委員協議会が開催された。

松本市の観光振興に関する議論が中心となり、特に上高地の観光客数増加についての意見が多く見られた。観光促進に向けての提案が相次いだ。

太田更三委員は、国立公園の490万人の訪問者を1,000万人に増加させるという国の施策について言及し、宿泊キャパシティの確保が重要であると述べた。また、観光案内の減少についての調査がなされているのかと質問し、観光施策については日本人の誘客も見逃せないと強調した。

清水口功山岳観光課長は、国立公園満喫プロジェクトについて説明。具体的には、上高地や乗鞍高原の訪問者数を2020年度までに14万人に増やす目標が掲げられており、調査を進めていることを明らかにした。宿泊施設の現状についても触れ、日帰り客の多さから宿泊施設の利用に工夫を重ねているとした。

さらに観光温泉課の喜多村博章課長は、観光施設の維持管理や市民の外国語対応について意見を求められ、商業ビジョンの策定についても補助や誘客の効率化が重要であると述べた。特に外国人へのサポートが必要で、ホテルやレストランでの対応力向上に取り組む意向を示した。

最後に、松本市の商業ビジョンについての発表があり、小原直樹商工観光部長は、地域商業の活性化に向けた支援を検討していることを報告。市民や観光客に愛される商業地を目指すべく、具体的な施策が必要とされている。

議会では、松本市の観光施策の進捗状況や今後の可能性について多くの意見が交わされた。特に、観光地のインフラ整備や地域全体の見直しが求められ、今後の行動が期待される。

議会開催日
議会名令和元年5月経済地域委員協議会
議事録
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