令和4年3月24日、飯山市議会にて第380回定例会が開会された。
市長の足立正則氏は、冒頭で新型コロナウイルス感染症の影響について言及し、感染予防策の徹底を求めた。
また、市民へのワクチン接種の加速や、補正予算案の議決をお願いする意向も示した。
新型コロナウイルスの影響から、市内経済は厳しい状況にあり、市長は「迅速な支援が求められる」と強調した。
また、雪害対策も進めていると述べ、民生委員や区長との協力体制を整えている。
市内では、冬の降雪が続き、特に今年は多くの積雪で苦しむ市民も多い。
それに対して、市では除排雪や雪下ろし支援などを進めており、地域の安全確保に尽力している。
また、足立市長は、北京冬季オリンピックに出場した飯山市の小林千佳選手について言及し、彼女の活躍が市民に夢を与えていると称賛した。
さらに、今年度の重点施策に新型コロナ対策や自然災害対策が挙げられ、市政発展の重要な年度として位置付けられている。
令和4年度の一般会計予算は153億4,000万円で、前年より8.1%の増加となる。
歳入は市税や交付金を見込み、歳出では新型コロナ対策や教育、子育て支援が優先される。
市の新しい取り組みとして、道の駅「花の駅・千曲川」の拡張整備や新学校の建設が計画されており、さらなる地域活性化が期待されている。
足立市長は「全ての世代が安心して暮らせるまちづくり」を目指し、持続可能な施策の推進に努めると述べた。
市議会は、これらの議案について予定通り審議を進めることを決定し、補正予算案などが順次議決されていく見込みだ。