令和4年12月12日に開催された飯山市議会定例会では、議長選挙などの重要な議題が扱われた。
この会議は、新たな議会のスタートを切る重要なイベントとなった。議長選挙では、渋川芳三議員が当選した。開票の結果、投票総数は16票であり、その内有効投票は10票、無効票は6票となり、渋川議員は満場一致で選出された。
渋川縦議長は、選出後に「公平、中立、円滑な議会運営に努めていきたい」と述べた。また、この議会の特徴として、議会基本条例の実行に向けての取り組みも期待されている。
さらに、副議長選挙についても行われ、岸田眞紀議員が副議長に当選した。岸田議員は議会運営の支援を約束し、スムーズな運営に貢献することを意識していることを強調した。
本日の議会では、常任委員の選任や議会運営委員の選任なども行われた。渋川議長は「議会運営委員には6名を指名し、異議なしで決定された」と報告した。
また、特に注目されるのは北信広域連合議会議員選挙であり、議長の指名によって常田徳子議員などが選出された。これにより、北信広域連合との連携強化が期待される。さらに、岳北広域行政組合の議員選挙も同様の手続きを経て、8名の議員が選出された。
市長の江沢岸生氏は、議会開会に際し、「議会と行政は車の両輪である」という認識を示し、議員への協力を要請した。特に、住民福祉の向上や新型コロナ禍への対応が今後の課題であることを告げた。
これらの選挙と議会運営の決定は、飯山市の今後の発展に寄与する重要な一歩となると考えられる。本議会の会期は12月12日から27日までの16日間に設定されており、各議題についての詳細な審議が後日行われる予定である。