令和5年9月定例会では、雪かき支援事業、子育て支援、国民スポーツ大会、移住定住、防災に関する議論が交わされた。
冒頭で、高橋達幸議員は雪かき支援事業について言及し、従来の住宅除雪支援事業との統合についての意見を述べた。その上で、支援員の新たな雇用と地域団体との協力を強調した。市長の江沢岸生氏は、協力の重要性は認識しているが、昨年度のテストを経て、自ら除雪を行う体制の整備を図る考えを示した。
次に、高橋議員は移住定住についての質問に移り、2050年には人口が著しく減少する予測に関連する意見を表明した。部長は、地域の魅力を高めながら慎重に対策を講じていると応じた。特に、教育の重要性や地域の協力体制の構築が不可欠であると述べられた。
防災対策も主要な議題に取り上げられ、議員は、特に千曲川の堤防の越水リスクについて懸念を示した。市長は、事前の対策として、荷造りや防護策を強化する方針を掲げた。
一方、議員から出た、コロナワクチン接種計画について様々な意見が挙がり、ボランティアや青年たちとの連携が必要との指摘もあった。市長は、移住者への配慮と、健康被害の懸念については今後も丁寧に説明を行い、理解を深める努力を続ける考えであると述べた。