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飯山市議会、令和4年度一般会計が黒字決算

飯山市議会は、令和4年度一般会計が173億円で黒字決算と認定。補正予算など多数の議案も可決。
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令和5年9月29日に開催された第387回飯山市議会定例会では、重要議案が数多く上程された。

この会議では、令和4年度の各会計決算を含む33件の議案が一括して審議された。特に注目を集めたのは、令和4年度飯山市一般会計の決済で、歳入総額は173億7,463万円、歳出総額は164億1,435万円となり、実質的な黒字決算が確認された。この結果について、江沢岸生市長は「過去の実績に基づく安定した財政運営の維持」と評価した。

また、会議では令和5年度補正予算も上程され、特に人件費の補正や観光クーポンの追加発行に関する経費が議題として上がった。山崎武雄議員は、「観光業の振興は重要な施策」と強調し、地元経済への影響を懸念した。

さらに、「雪かき支援事業」に関する予算案が審議され、冬季の除雪活動に対する市からの支援強化が目指されている。高澤富士子議員は、「安全・安心な地域づくりは市民の生活に直結する」と訴え、この助成制度の重要性を説明した。

新たに導入される「絵本で育てるまちづくり事業」も話題となり、松木英文教育長が「地域の育成を考える上で重要」とその意義を力説した。この事業は、寄贈された多数の絵本を利用し、市民が子どもたちと共に学び育つ環境作りを目指している。

また、工事請負契約の締結についても議論があり、令和5~7年度新たな小学校に関連する工事が発表された。この契約は、今後の教育環境を向上させる一環として位置付けられた。

議会は、充実した内容の審議を経た後、出席議員の了承を経て、各議案を可決することで会議は終了した。地域経済や安全保障、教育政策に関する議論が集中的に行われ、今後の市の方向性に対する期待が高まっている。

議会開催日
議会名令和5年9月第387回飯山市議会定例会
議事録
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