令和5年3月7日に行われた第384回飯山市議会定例会では、市の施策に関する多数の質問が行われた。
高澤富士子議員は、ジェンダー平等及び子育て支援に関して提案し、江沢市長は、自己の考えを説明した。
特に、飯山市におけるジェンダー平等の必要性について、江沢市長は「性別にとらわれず自分らしく生きる社会を目指す。」と述べ、女性の参画率の向上を計画していると強調した。
また、太陽光発電設備に関する質問では、高澤議員が地域の景観保護とエネルギー政策の調和について懸念を示した。
江沢市長はカーボンニュートラルへの取組を進める一方で、「景観を損なわないよう、地域や農業と調和する事業を目指す。」と話した。
子育て支援として、新型コロナウイルスによる影響を考慮しつつ、出産給付金や医療費無償化を進めている旨が報告された。
江沢市長は「市民生活を支えるためにしっかりと施策を進めていく。」としている。特に、子育て世代が地域に定着しやすい環境づくりが求められる。
投票や選挙への影響なども考慮し、膨大な変化と市場の混乱の中で物価高騰が続いている現状への対策も取り上げられた。
小林喜美治議員は、「市民が負担を強いられる中、税負担の軽減策を国に求める必要がある。」として市の立場を問いました。
加えて、地域おこし協力隊について、江沢市長は毎年20人、3年間で60人を雇用する計画を示し、地域の活性化と支援を強調したが、定着率が40%と課題も浮かび上がる。
さらに、雪かき支援制度の実施に関連して、鈴木総務部長が危険空き家の問題なども立ち上げる方向性を示したが、まだまだ市民には浸透していない模様であった。議論の終了後、議会は他の重要な議案についても審議を継続するのであった。