令和5年6月27日に、飯山市議会定例会が開催された。
この会議では、村松正勝議員に対する懲罰動議について議論された。懲罰についての動議は、佐藤正夫議員から提出され、村松議員の退席を求めることが決定した。
懲罰動議の提出理由として、佐藤氏は「村松議員が6月8日及び20日の議会運営委員会で実施した発言が、22日に行った発言と矛盾している」と主張した。村松議員は会派、市民輝けいいやまの協力会派だよりに不正確な情報を掲載したとの指摘も受けている。最初の動議が提出されたのは、6月23日である。
会議では高橋春三議員も質疑を行い、発言内容の虚偽が懲罰の対象になるか否かを追及した。高橋議員は「懲罰には具体的な理由が必要であり、虚偽の扱いが不明確」と述べた。さらに、記録と証拠の重要性についても言及し、「重大な決定をする証拠が不十分」と警鐘を鳴らした。
村松正勝議員自身も懲罰動議に対する弁明を行い、彼は一貫した主張をしていると強調した。「この問題は編集に関する誤解であり、虚偽とはならない」と村松氏は述べ、懲罰の根拠の不明確さを訴えた。さらに、「表現の自由が制限されているかもしれない」との懸念も示した。
この一連の討論を経て、会議では懲罰特別委員会に付託することが決定された。懲罰特別委員会の設置に際しては適切な議事録が必要であり、今後の議論において意思決定がどう進行するか注目される。議会の運営と懲罰の内容が議論を呼ぶ中で、最終的な決定がどのように下されるのかが重要な局面を迎えている。