令和4年6月24日、飯山市議会定例会が開催され、議案の審査報告が行われた。
今回の定例会は、第381回を迎え、全議案は全員一致で可決された。
主な議題として、予算決算常任委員会からの報告があった。
石田克男予算決算常任委員長が報告した内容によると、計17件の議案が付託され、全て原案通りに可決される結果となった。
さらに、総務文教常任委員会からは、吉越利明委員長が提出した議案58号と60号などが審査され、こちらも全員一致で承認された。
特に注目されたのは、請願第3号「義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める請願」である。
この請願は全員一致で採択された。
議会では、今後の議案も一括採決が行われ、議案および請願が承認される旨、幾度となく「異議なし」と認められた。
特に、松本淳一議員提出の「義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書」については、その重要性が多くの議員から強調された。
市長の足立正則氏は閉会挨拶で、議案に対する審議に感謝を述べるとともに、経済回復に向けた施策について言及した。
定例会での協議を踏まえ、今後も市政の健全な進行に寄与する意向を示している。
また、原油や小麦の価格高騰が市民生活に与える影響についても懸念が示された。
結びとして、市長は予算執行の適正推進を誓い、国庫負担制度の充実を求める意見については、来年度予算編成に向けて更に強調されると述べた。
今後の市政にポジティブな変化が期待される決定となった。