令和2年3月第371回飯山市議会定例会が開催され,
多くの議案が提出された。
足立正則市長は、新型コロナウイルスの影響や、昨年の台風19号による災害復旧について
aなど、地域の安全・安心の確保に向けた施策を強調した。
冒頭、足立市長は新型コロナウイルスの感染拡大への懸念を表明し、
「県や関係機関と情報を共有し、予防に努める」と述べた。さらに、
地域中核病院としての飯山赤十字病院の重要性を訴え、県が行う統合計画への反対署名活動の必要性を訴えた。
市長は、令和2年度予算案についても言及し、
一般会計予算が144億6,000万円で、前年より2.7%増加したことを報告した。
災害復旧や生活支援のための施策が重点的に盛り込まれており、歳入としては市税が減少した一方で、
地方交付税は増加し、ふるさと納税などを財源にした施策へも言及した。
台風19号による影響について、足立市長は、
「迅速な復旧活動が進むのは、地域の団体や企業、行政が一体となったから」と強調。
また、防災体制の強化や地域防災組織の活動にも取り組む意向を示した。
観光振興策では、飯山駅を活用した誘客戦略が中心となり、地域資源を生かした
プロモーション活動が強化される方針である。
また、移住・定住施策も強化されており、
若者が促進されるような住宅支援や生活環境の改善が盛り込まれている。