令和3年6月16日に行われた飯山市議会の定例会では、様々な議題が提起されました。
松本淳一議員は、コロナ禍での教育環境の影響について質問。「現在、小中学校では新型コロナ対応として水道の自動化や図書館書籍の消毒など、万全の対策が行われています。幸いなことに、飯山市で児童の感染例はないことを強調された」と述べました。教育部長の湯本與志氏は、教育委員会の対応マニュアルを作成したと報告しました。
さらに、松本議員はタブレットの導入についても質問。「タブレットが全児童生徒へ配布されたが、使用状況に関して具体例を求めたところ、漢字学習や調べ学習、果ては遠隔授業にまで活用されているとの説明を受けた」とあります。
次に、松本議員はワクチン接種の情報について言及し、特に子どもへの接種の影響を考慮すべきことを示唆しました。この問いに対し、鈴木靖史民生部長は、接種方法に関しては今後の方針を待っていると答えました。
水野正彦議員は、コロナ禍における観光振興策について質問。「去年実施した『いいやま泊まろう!キャンペーン』が好評を博し、さらなる実施を計画している」と経済部長の丸山和幸氏が述べています。また、観光業者の意見を聞きつつ、効果的な支援策を模索していることも明かされました。
議会ではまた、千曲荘跡地の活用策についても議論が行われました。地域活性化や雇用創出に寄与する事業者が選定されることが求められたとされています。