令和2年3月19日、飯山市議会第371回定例会が開催され、重要な議案について審議が行われた。
会議では、令和元年度飯山市一般会計補正予算や固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求める議案が上程された。
市長は、飯山市中小企業振興資金(緊急経済対策資金)の利子補給金交付事業を令和2年度から令和4年度までの期間延長を提案。
足立正則市長は「債務負担行為の補正」として約420万円を限度に利子補給を追加することを説明した。
また、固定資産評価審査委員の任期満了に伴い新たに齊藤誠氏の選任を議会に求めるという意見も出された。
続いて、予算決算常任委員会による審査報告が行われ、令和2年度の予算案が賛成多数で可決された。
市川久芳議員は、職員給料の適正化を理由に予算案への反対を表明。
他の議員からも議論が交わされ、賛成意見と反対意見が出された。
議案第50号の審査結果においては、全議案が原案通り可決された。
これにより、今後の行政運営において新年度予算がいかに活用されるかが注目される。
意見書も数件提出され、特に免税軽油制度の継続を求める声や医師養成定員見直しに関する意見書が通過。
地域教育や強化が求められる中、岳北地域の高校についても様々な意見が出され、今後の地域課題解決への期待が寄せられた。
最終的に、全ての議案において賛成が多数を占め、政務の運営に必要な予算が確保される結果となった。