令和4年12月27日、飯山市議会は習慣的な定例会を開催した。
この会議では、特に副市長の選任に関する議案が主要な議題となった。
市長の江沢岸生氏は、副市長の空席に伊東ゆかり氏を選任したい旨を述べた。
その上で、議会の同意を求める表明も行った。
他の議案についても審議が進む中、山崎一郎議員は無記名投票を求める動議を提出した。
彼は市民からの意見を受け、透明性を重視したいとの考えを示した。
動議は議会内で賛同を得て可決され、無記名投票による表決が決定した。
予算決算常任委員会より、全13議案に対する審査報告が提出された。
上松永林委員長は、全員一致で原案どおり可決されたことを報告した。
同様に、総務文教常任委員会における3議案も全員一致で可決されている。
産業民生常任委員会では、医療や介護に関する請願が発表された。
高澤富士子議員が提案した意見書は、医療・介護職の人員増と処遇改善を求めるものであり、十分な労働環境を整備する必要性が述べられた。
賛同を得て可決され、まさに喫緊の課題として認識されている。
さらに、村松正勝議員は免税軽油制度の継続について意見書を提案。
観光資源にも深刻な影響を及ぼす可能性があるとして、制度の維持を国に求める内容であった。
最後に議長は、閉会中の継続調査申し出を認め、全ての案件が完了したことを確認。
市民に向けた市長の挨拶も行われ、各項目が円滑に進行したことが強調された。
閉会時刻は午後5時03分であった。