令和5年6月28日、飯山市議会は第385回定例会を開催し、様々な議案が審議された。
重要な議題には、予算決算常任委員会の付託議案に関する報告があった。
上松永林予算決算常任委員長が、令和5年度一般会計補正予算案について、賛成多数で可決すべきとの報告を行い、令和5年度の公共下水道事業特別会計補正予算も全員一致で承認された。
議案第40号「令和5年度飯山市一般会計補正予算(第2号)」は、防災・減災対策事業など重要なテーマを含む。同議案に対しては、高橋春三議員と高澤富士子議員が賛否を述べ、特に高澤議員は危機管理監の設置に懸念を示した。
また、商業振興を目的とした北信州ハーフマラソン大会の開催に関する補正予算について、松本淳一議員が、地域の元気づくりや観光活性化に寄与する意義を強調。一方で、高澤富士子議員は、準備不足の状態での強行開催を危惧した。
次に、教育関連の議題も取り上げられた。
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書や、少人数学級推進のための予算増額要請が議論された。
山崎武雄議員は、教育の機会均等が重要であることを訴え、地域間格差が問題視される中での国の政策強化が求められた。
最後に、村松正勝議員に対する懲罰の件が審議された。
今回の懲罰特別委員会では、村松議員が議会の品位を欠く言動をしたと認定され、公開の場で陳謝することが決定された。
議会運営の透明性を確保するため、議員一同がその品位を守る必要性を強調し、エンディングを迎えた。