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飯山市議会、固定資産評価審査委員選任など多岐にわたる議案を可決

令和5年3月定例会にて、飯山市議会は固定資産評価審査委員選任及び予算案等18議案を可決した。
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飯山市議会第384回定例会が令和5年3月20日に開催され、多くの議案が審議された。

市長の江沢岸生氏は、議案39号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」を提案し、新たに三井和雄氏を選任する旨を説明した。これに対し、議長の渋川芳三氏は質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行うことを提案した。

この議案は原案のとおり可決された。

次に、上松永林予算決算常任委員長が令和5年度予算案を中心とした19の議案について審査結果を報告した。令和5年度一般会計予算案は約162億7,000万円で、前年度より6.1%増加したとして評価された。特に、医療費や福祉関連の予算が拡充される点が挙げられ、学校給食費無料化に向けた取り組みも称賛された。

一方で、議案13号「令和4年度一般会計補正予算」は、賛成少数により否決された。市駅前のホテル建設事業に関して、検証委員会の設置を求める声も上がった。高橋春三議員は、透明性を持った検証が必要であると主張した。

さらに、吉越利明氏が総務文教常任委員会の報告を行い、議案20号「飯山駅前市有地宿泊施設整備促進事業に関する第三者検証委員会条例」は否決されたことを結果報告した。議員間での意見交換が行われ、検証の重要性が改めて確認された。

また、議案(議)第1号と議案(議)第2号は、議会課題等検討特別委員会及び市有資産調査検討特別委員会の設置として原案のまま決定された。この両特別委員会は、議会の体制強化と市有資産の活用について協議する目的で設立される。議長は、うまく機能させ、市民の期待に応えるべきだとした。

定例会の最後には、江沢市長が新年度に向けた誓いと市民の理解・協力をお願いし、会議は閉会の運びとなった。

議会開催日
議会名令和5年3月第384回飯山市議会定例会
議事録
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