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飯山市議会で消防ポンプ自動車の財産取得議案が提案される

飯山市議会の定例会で、消防団の老朽化した消防ポンプ自動車の更新に関する議案第68号が提案され、重要な施策の進展が期待されている。
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飯山市で開催された令和5年6月定例会(第385回)では、重要な議案が上程された。

この会議では、市長の江沢岸生氏が消防団の老朽化した消防ポンプ自動車の更新に伴う費用、2,000万円超の取得に関する議案第68号「財産取得について」を提案した。市長は、「議会の議決を求めるものであります。適切な議決をお願い申し上げます」と述べ、早期の審議を求めた。

また、一般質問には常田徳子議員が登壇し、介護保険制度の住宅改修について質問した。この制度の流れと費用負担の実情について、宮澤俊昭民生部長が「改修を行う際には事前の申請が必要で、20万円を上限に支給されるが、使用者が先に全額を立て替える必要がある」と回答した。しかし、議員は介護を必要とする人々にとって負担が大きいと指摘し、受領委任払い制度の導入を求めた。

さらに、健康増進施設の整備についても言及した。常田議員は、「市民の健康を支えるために早急な対応が求められる」と強調し、江沢市長は「施策の進捗状況を見守りつつ、今後の検討に前向きに取り組む」と述べた。

次に、住民の健康づくり支援に関する質問があり、佐藤正夫議員は「市立の健康器具の適切な活用状況を確認し、民間のフィットネス施設との連携を視野に入れるべきである」と議論を進めた。集落支援員制度の導入が計画されている中、各区で選任される支援員がどのように活動するのか、報酬や業務内容についても議論が交わされた。

一方、北信州ハーフマラソンの運営についても質問があり、教育部長は「スポーツを通じた地域活性化を図るために、必要な準備を進めている」と報告した。議会では、全体でのコストや出費の観点からも納得のいく運営が求められている。

この会議の後半では、駅前ホテル建設に関する議論が再燃し、市長が設置した有識者懇談会の意見が多くの反響を呼んでいる。議員らは「透明性と公正性の確保が重要」と指摘し、市長にその基準を明確にするくとするが、懇談会の指摘への市長の認識を問う場面も見られた。

議会開催日
議会名令和5年6月飯山市議会定例会
議事録
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