令和5年第3回いの町議会定例会が、9月4日に招集され、様々な議案が審議される予定である。
本定例会は、会期が9月15日までの12日間に決定され、重要な議案が数多く上程される。
会期中には、令和5年度いの町一般会計補正予算(第3号)や家庭的保育事業に関する条例などが提案されており、町長の池田牧子氏は、本議会の目的を強調した。
同町長は、令和4年度の一般会計決算の特徴を説明し、歳入総額が145億1,522万円、歳出総額が141億1,678万3,000円であり、実質収支が黒字であることを報告した。
台風第6号及び第7号による豪雨災害への対策も重要なテーマで、この影響で道路施設において倒木被害や土砂崩れが発生したことを踏まえ、緊急の復旧工事や補正予算の議案が上程される。
池田町長は、今回の議会の中で新型コロナウイルス感染症対応の継続についても言及し、特に合同審査や質疑の時間短縮のための協力を求めている。
また、議会運営委員長の浜田孝男氏は、議会運営に関する協議結果を報告し、合同審査には新型コロナ対策として質疑回数の制限が設けられることを明らかにした。
地方創生や災害対応など、今後の焦点についても討論が行われる見込みで、多様な意見が交わされることが期待されている。
今大会においては、各議案が順次検討され、最終的には会期終了時に採決が行われる予定であり、議員各位にはその議事運営への協力が求められている。