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かすみがうら市議会、コロナ対策・通学路安全強化を議論

かすみがうら市議会第1回定例会で新型コロナウイルス対策や通学路の安全確保について議論され、市の対応が強化される見込み。
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令和4年3月のかすみがうら市議会定例会において、議員から新型コロナウイルス感染症対策に関する意見が多く交わされた。

特に設楽健夫議員が触れた新型コロナウイルスは、オミクロン株の影響で、特に子どもの感染が急増している現状を報告した。彼は「オミクロン株の影響で、児童やその家族の感染が増えている」と指摘し、学校における感染症対策の強化を求める意見を示した。

市の保健福祉部長、君山悟氏は、市内保育施設での感染状況や児童の自宅療養などの問題に言及。1月からのオミクロン株の流行を受けて、市内では児童48名、職員13名の感染が報告されていると述べた。また、家庭内感染への不安解消のため、抗原検査の拡充が必要であると強調した。君山氏は、適切な情報発信と感染症対策に向けた市の努力を示した。

さらに、一般質問では市民の健康や安全に直結する通学路の安全確保についての意見も多くあがった。小倉博議員は、通学路の危険個所の点検状況について尋ね、教育部長、田崎守一氏の「毎年行っている合同点検で把握している」との回答を受けた。樹木の覆いかぶさりやブロック塀の倒壊のおそれが懸念されており、抜本的な改善策が急務とされている。

また、空き家の増加およびその対策についても具体的な数値データが報告された。市民部長の山内美則氏は、「平成28年及び29年度に行った空き家実態調査によれば560件の空き家が確認された」と説明し、今後再調査を実施する意向を述べた。空き家の利活用に関して、バンク制度を活用することで10件の成立例があったと報告し、認知度向上に力を入れていく方針を示した。

最後に、オンライン学習の進捗状況についても言及があり、教育長の大山隆雄氏が、「新型コロナウイルスの影響でリモート授業の実施も増えている」ことを認識。今後も十分な環境整備に努める方針に言及した。オンライン学習を通じて、子供たちの教育が継続される環境を整備する必要があると強調された。

そのため、今後も引き続き市民が安心できる施策を講じる必要があるとの声が市議会では多く上がった。

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議会名かすみがうら市議会第1回定例会
議事録
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