龍ケ崎市議会の令和6年第1回定例会が3月19日に開催された。
この会議では、様々な議案が提出され、質疑が行われた。
議案の中でも特に注目を集めたのは、「龍ケ崎市多世代交流センターの設置及び管理に関する条例」である。
この条例には市民利用のためのパブリックスペースの利用方法に関する質疑があった。参考に、大野みどり都市経済委員長は、「パブリックスペースの使用については、無料で利用できるが、予約が必要な場合は有料になる」と説明した。この議案は全員賛成で可決された。
また、議案第2号から第33号まで多数の条例の改正が提案され、全体として市民サービスの向上を目指すものであった。特に、介護関連の条例改正が集中し、金剛寺博議員からは保険税の増額を懸念する発言があった。
「国民健康保険税の増加ならびに介護保険料の上昇は、市民にとって負担が大きく、不安を煽る要因になっている」と述べた。これに対し、執行部は「必要な財源を確保するための改正である」と説明している。
さらに、報告第1号にて専決処分の承認が求められ、こちらも全員賛成で承認された。他にも、最低賃金の引き上げを求める意見書も採択され、地域経済の課題が再認識される結果となった。
議案の採決を通じて、様々な意見が交わされながらも、市民の生活向上や地域活性化に向けた議論が進行されたことが印象的である。