令和6年かすみがうら市議会第2回定例会が開会した。
市議会では、会期の決定や各議案の提案理由などが報告された。
市長の宮嶋謙氏は、報告第3号から報告第6号までの4件について説明した。
これには令和5年度の各会計繰越計算書が含まれており、例えば、一般会計では災害復旧に要する経費が19事業に要したことが述べられた。
次に、副議長の櫻井繁行氏が承認案を議題に挙げた。
承認第2号から第8号までの専決処分事項の承認が求められ、特に税条例の改正に関する内容が強調された。
宮嶋市長は、「過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定も含まれています。」と述べ詳細を説明した。
さらには、議案第33号から第39号についても説明が行われた。
例えば、議案第35号の一般会計補正予算(第2号)は、新型コロナウイルス感染症対策として、市民税の定額減税を行うもので、歳入歳出の総額に約7億801万9000円が追加されるという。
また、議案第37号では消防団のポンプ自動車取得に関連する議決が求められている。
ここで副議長は、「次回の本会議は明日、6月5日午後1時30分から一般質問を行います。」と告知した。
この議会は、15日間の日程で行われ、様々な政策や予算について審議する予定である。
議員たちはそれぞれの発言を通じて、地域の発展に向けた意見を交換し合い、活発な議論が展開されている。