令和4年6月7日、かすみがうら市議会第2回定例会が開会した。
この定例会では、6月22日までの会期が決定され、さまざまな議案が上程された。
最初に、議長の岡崎 勉氏は出席議員数が14名であることを確認し、会議は成立したと報告。続いて、会議録署名議員に田谷 文子氏、古橋 智樹氏、加固 豊治氏の3名が指名された。
また、いくつかの報告が行われ、まず令和3年度の一般会計繰越明許費について坪井 透市長が説明した。これにより、教育費の多目的運動広場管理運営にかかる経費を含む20事業の繰越措置が講じられたことが伝えられた。
次に、水道事業と下水道事業に関連する報告が続いた。令和3年度下水道事業会計の繰越計算書や事故繰越計算書について、特定環境保全公共下水道事業内の工事にかかる繰越措置が挙げられ、関心を集めた。また、専決処分に関する報告もなされ、樹木が周辺に及ぼした損害賠償について説明があった。
会期中には、新たにかすみがうら市環境基本条例の制定が提案され、これにより市民、事業者、行政の責任を明確化し、環境保全の取り組みが一層進むことが期待されている。さらに、令和4年度の一般会計補正予算においては、ワクチン接種や特別給付金に関する予算措置が盛り込まれる見込みであり、これらの施策は市民生活への影響が大きいと考えられた。
このほかにも、令和4年度水道事業会計の補正予算における工事費用の計上や、複合交流拠点施設等の整備に関する議案も上程され、議員たちはこれらの内容について具体的な意見を交わすことになると見込まれている。